*** ことわざ & 慣用句  わ行 ***

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 *** わ ***

 ◆ 若い時の苦労は買ってでもせよ _わかいときのくろうはかってでもせよ
 若い時にする苦労は必ず貴重な経験となって将来役立つものだから、求めてでもするほうがよいということ。
 ◆ 若気の至り _わかげのいたり
 年齢が若いために、血気にはやって無分別な行動をしてしまうことのたとえ。
 ◆ 我が身を抓って人の痛さを知れ _わがみをつねってひとのいたさをしれ
 他人の痛みや苦しみを、自分自身の痛みに置き換え、相手を思いやることが大事だという教え。
 ◆ 我が物と思えば軽し笠の雪 _わがものとおもえばかろしかさのゆき
 苦しいことも、辛いことも、自分のためだと思えば気にならないことのたとえ。
 ◆ 和光同塵 _わこうどうじん
 自分の才能や学徳を隠し、俗世間に交じって目立たないように生活すること。また、仏教では仏・菩薩が知徳の光を隠して仮の姿となって、衆生を救うこと。
 ◆ 禍を転じて福と為す _わざわいをてんじてふくとなす
 自分の身にふりかかった災難や失敗を上手く利用して、逆に自分の有利になるよう工夫すること。
 ◆ 和して同ぜず _わしてどうぜず
 人と協調はするが、道理に外れたようなことや、主体性を失うようなことはしないということ。
 ◆ 渡りに船 _わたりにふね
 困っているときに、ちょうどよく助けになる人や環境に恵まれること。
 ◆ 渡る世間に鬼はなし _わたるせけんにおにはなし
 世の中には無慈悲な人ばかりではなく、親切な人もいるということ。
 ◆ 笑う門には福来たる _わらうかどにはふくきたる
 いつもにこやかに笑っている人の家には、自然に幸福がやって来るということ。
 ◆ 藁にも縋る _わらにもすがる
 人は万策が尽きて、どうにもならなくなったとき、まったく頼りにならないものにもすがろうとすることのたとえ。
 ◆ 我思う、故に我在り _われおもう、ゆえにわれあり
 あらゆる存在は疑うことができるが、そう考えている自己の存在だけは疑うことができないということ。
 ◆ 割れ鍋に綴じ蓋 _われなべにとじぶた
 どんな人にも、ふさわしい配偶者がいるものだというたとえ。また、何においても似通った程度の者同士がよいというたとえ。
 ◆ 和を以て貴しとなす _わをもってとうとしとなす
 何事をやるにも、みんなが仲良くやり、いさかいを起こさないのが良いということ。